株式会社アジャスティーワン久保美和の女性社長インタビュー（新しい取り組み・挑戦）

新型コロナウイルス発生前はどんな仕事をしている会社でしたか？: 出張ネイルをメインとしてお客様のご自宅やご希望の場所に伺ってネイル施術をしていました。
完全に対面での業種でした。
新型コロナウイルスの影響を教えて下さい。: 提携先のスポーツクラブが休業となり、そこで開催していたネイルも出来なくなりました。
また、ネイルサロンに通うお客さんの数自体も減少し、自分で施術するセルフネイルの傾向が高まりました。
美容に関しても、消費者は今までは何の疑問も無く通っていたものが、「本当に必要なのか？自分で出来てしまうのではないか？」という一旦立ち止まって考える機会を良くも悪くも与えてしまったと思います。
新型コロナウイルス発生後の新しい取り組みや挑戦を教えて下さい！: ①自宅で自分の好きなネイルデザインのシールが印刷できる「ネイルアプリ」CanNailのリリース。
②空室で困る賃貸物件のオーナーさんと入居審査になかなか通過できず困っているユーザー（特に高齢者）とをつなぐ不動産サイトの構築段階。
新型コロナウイルスと今後も共存していく上で何が一番重要だと思いますか？: 無理をしないこと。今できる形で常にベストを尽くせるように考えていくこと。
1人1人がコロナに対しての恐怖感の持ち方はまちまちなので、その考え方に同調してお客様に不安を与えないこと。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします！: 昔と違って今は無料で使える便利なツールが沢山出ていたり、自宅にいながらネット環境に繋がる手段さえあれば仕事が出来る時代なので、少ない投資で起業が出来るようになったと思います。
そして、事業内容の検証も気軽に出来るので、大きく失敗するリスクも減って非常にいい時代だと思います。軌道修正も容易に出来ます。
ですので大事なことは、まず最初は大きな勝負に出るよりも、自分の持ち物の大きさに合わせて、無理なくやっていくのが賢明だと思います。
むしろ、この恵まれた時代背景を大いに生かさない手はないと思います。
そして、今までの常識では計れない部分も沢山ありますので、思いもよらないものがヒットしたり、新しいやり方が称賛されたりと、これまでの枠にとらわれることなく様々なものにチャレンジして頂けたら楽しい時代になると思います。