一般社団法人リアフールコレクション高橋智子の女性社長インタビュー（新しい取り組み・挑戦）

新型コロナウイルス発生前はどんな仕事をしている会社でしたか？: ファッションショーイベントの企画・総合プロヂュースを主催者としてまた運営会社として大ホール開催をおこなってりました。主力事業でもあるアパレル生産業(OEM/ODM）を柱としておりますが、その中で新進デザイナー及び新規ブランド立ち上げ（インキュベーション）にかかわるうちに彼ら彼女たちの多くが販路・販促の方法がわからないなどのご相談をうけておりました。そこでわたくし自身のモデル経験を活かして新進デザイナーや新規ブランドのツールとしてファッションショーイベントを開催する会社として現在も定期的に運営しております。
新型コロナウイルスの影響を教えて下さい。: コロナ禍の為　リアルイベントの開催が困難になったことが多大な影響をうけました。現に予定しておりましたイベントを中止せざる負えなくなり関係者ともども後処理に追われる日々で大変な思いをいたしました。
新型コロナウイルス発生後の新しい取り組みや挑戦を教えて下さい！: リアルイベントが開催できないのであればオンラインイベントを開催すれば！という切り替えで、コロナ禍の早い段階で　オンラインイベントを１か月に１回開催しておりました。また、本来の販路・販促のツールとしてＬＩＶＥコマースとしてアパレル商品の即売を同時に運営しておりました。同時にアパレル生産業もリアル打ち合わせからオンライン打ち合わせに切り替え、事業を継続しておりました。すべてリアルからオンライン化への切り替えが早かったおかげで幸甚しております。
さらには本年２月２日（2022年２月２日）にアパレルの闇といわれる大量生産・大量廃棄に伴う社会貢献課題に取り組むアパレル・サーキュラーエコノミー協会を立ち上げました。
アパレル業界のみならず様々な業界の方々や環境省タスクフォースチームとタッグを組みＳDGs推進活動に取り組んでおります。アパレル業界の未来を変える仕組みプロジェクトとして現在余剰在庫コーディネート販売を仕組み化しております。
新型コロナウイルスと今後も共存していく上で何が一番重要だと思いますか？: 激変する社会情勢、日本のみならず世界情勢を素早くキャッチすること。またその情報をもとに自身の会社及び自身の優先すべきことを明確にすること。そして素早く行動すること。
まずはＴＲＹすることが重要かとわたくしはかんがえます。
そしてその中で人（大事な人）物・事を選別する力が必要かとおもいます。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします！: 80:20理論。これはある尊敬する経営者から教示いただいた言葉ですが、８０の人・物にかかわるのであれば２０の大事な人・物に注力（時間やお金をかける）方が有効であり結果的にビジネスがうまくいく！しいては自身の心も安定する。とわたくし自身　紆余曲折しながらまた沢山の人と切磋琢磨してきましたが結果、要した時間とお金は無駄ではないにしてもあまり得策ではなかったといまさらながら感じます。
最初から的確な人や物に出会うことはまれではありますのでそれぞれの選択があってもよいかとは思いますが　千里眼（見抜く力）は絶えず養う必要があるかとおもいます。
学びを通じて自分磨きを怠らないようにしてください。時にはｒｅｌａｘして開放も重要です。