株式会社ONE 宮田亮の社長インタビュー（成功談・失敗談）

社長になったきっかけは？: はじめまして、宮田亮と申します。仲の良い事業家仲間からは親しみを込めて「りょうちん」と呼ばれることがあります。
私の家は先祖代々継承されている事業家の家系というわけでもなく、私自身は元々社長になりたかったわけではありませんでした。
学生の頃は物理の魅力に取り憑かれており、物理の道を極めるべく大学卒業後は大学院へ進学し、物理の勉強に明け暮れておりました。
大学院卒業後は某大手電機メーカーに就職し、終電帰りは当たり前で、休日も自宅に仕事を持ち帰るほど半導体エンジニアとしての仕事にやりがいを感じておりました。
そんな仕事に没頭していたある日、大学時代の先輩にお会いしたタイミングが私のターニングポイントとなりました。
大学時代のころに見ていた先輩の面影は全くなく、たくさんの仕事仲間に囲まれ、幸せそうに仕事をしている先輩が目の前にいました。
そこで自分の将来を考えたときに、私も夢を持ち、夢を叶えていく生き方が良いと感じ、起業に向けて準備をし始めたのがきっかけです。
どんな仕事をしている会社ですか？: 株式会社ONEでは「お客様の人生を総合プロデュースする」をビジョンに掲げ、
お客様・従業員・地域の方々、全ての人の幸せに貢献することを経営理念に仕事をしております。
弊社では経営方針として「出会い」「暮らし」「解決策」の３つを軸に事業展開を行っております。

経営理念、経営方針を形にするべく、弊社では現在３つの事業を取り扱っております。
１）regalo
２）SHIBAURA space
３）Shibaura Fam.

【regalo】
regaloでは『「ママ」と「家族」に幸せな時間を提供するお店』をコンセプトに、赤ちゃんから大人まで幅広くご使用いただける商品を数多く取り揃えています。
regaloの商品を使うことで、お客様の生活の豊かさを提供し、子育てや生活習慣の改善をお客様と一緒に考え、提案をさせていただいております。

【SHIBAURA space】
SHIBAURA spaceは「レンタルスペースから、芝浦地域を活性化・貢献する」をコンセプトに、お客様に弊社レンタルスペースをご利用していただいております。
ご利用していただくお客様は、企業様の研修やセミナー、近隣大学の学生サークルのイベントから飲み会まで多岐に渡ります。
弊社レンタルスペースを通じて人と人との出会いの場の提供や、近隣店舗への入店や芝浦地域の活性化に貢献しております。

【Shibaura Fam.】
Shibaura Fam.は「家族と地域の架け橋に」をコンセプトに地域密着型のコミュニティーサイトを展開しています。
芝浦地域の子育てに役立つ情報を発信し、安心して暮らせる街のブランディングをつくると共に、地域の方々と連携し地域全体が活性化することに貢献しております。
芝浦地区の町会や商店会の方々とも交流を深め、最近では芝浦地区のイベントにもお声がけをいただき、参加しています。
成功談を聞かせてください！: 私の成功談は、信頼している最高の仕事仲間に巡り合えたことです。
起業し、経営、事業展開をしている今の私を過去の私が見たとしたら、同一事物とは思えないと驚くと思います。
仕事や勉強にのめり込み、人間関係の構築を後回しにし続けた場合、エンジニアとして出世はしていたかもしれませんが、人間性としては一癖も二癖もあるような人格が形成されていたかもしれません。
私と一緒に仕事をする仲間は、全員私よりもはるかに優秀な方々ばかりです。
そんな仲間と一緒に仕事をしているこの環境がとても幸せで、一番の成功だと思っております。
失敗談を聞かせてください！: 起業に向けて準備をしている期間は、上手くいかないことがほとんどで、失敗の連続でした。
一緒に仕事をしようと目の前の相手に伝えても、伝えても、返ってくる言葉は冷たいものばかりでした。
それもそのはずで、立ちあげ当初の私は、人間関係の構築を後回しにし続けていたため、そのツケが一気に回ってきました。
相手の気持ちを考え、自分と一緒に仕事をしていくことで見える将来やビジョンというものがあまりにも不明瞭であり、不明確でした。
そんな失敗続きの私でしたが、能力開発の研修をご紹介していただき、その研修の中で
宮田亮という自分にこれでもかというほど真剣に向き合い、仕事を通して人間関係を学び、
過去の自分、未来の自分と向き合う中で、私の中に一本の芯が確立されました。
その芯が確立されてから、今までの失敗が糧に代わり、今の私を形成するに至っております。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします！: 私の成功談、失敗談を読んでいただき、これを機になにか一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
起業をする上で最も障害となり得るのはあなた自身です。
周りの視線や、冷たい意見を聞くことも多いかもしれません。
それでもやり続けるか、そこで断念するかを最終判断するのは他でもない自分自身です。
私の場合、起業する上で一番心の支えになったのは一緒に起業を目指す仲間が周りにいたことです。
私がくじけそうなとき、周りの仲間がもっと頑張れと背中を押してくれました。
私が起業に成功したとき、だれよりも仲間が喜んでくれました。
人は環境の生き物であり、コミュニティに属さないと生きていけない生き物と聞いたことがあります。
これから起業される方は、経営者や事業家の方、一緒に起業を目指している方と過ごす時間を増やしてください。
考えや行動の違いに戸惑うかもしれませんが、あなたが起業をする上で最高の環境になると思います。
弊社とコラボをし、共に事業拡大していける日を楽しみにしております。