株式会社弎画堂相澤里志の社長インタビュー（成功談・失敗談）

社長になったきっかけは？: 大きく遡りますが、小学校高学年の社会科で、「株式会社」と「有限会社」についての授業があり、「株式会社」ってなんだかカッコイイと憧れを抱いたのが、社長になりたいと思ったきっかけです。

すぐに影響を受けた私は、実家の自分の部屋のドアに『サーズ株式会社』という架空の会社の小さな看板を掲げ、自分の部屋を事務所風に模様替え。
いわゆる「会社ごっこ」をしていたことを思い出します。

しかし、成長するにつれ、自分の会社を立ち上げることや、「会社ごっこ」をしていたことなど、すっかり記憶の隅へ。

地方の大学を卒業し、当時天職と感じていた販売職を経て、ある運命的な出会いから結婚式場のカメラマンへ転職。その後、個人事業主としてフリーカメラマンを３年経験し、松本市にある映像制作と設備工事の２本柱の会社に役員として合流。

３年目までは、私が責任者をしていた映像/写真事業部の売り上げは順調に推移しておりましたが、４年目で大きな赤字を出してしまい、その責任をとるかたちで、事業部ごと新しい会社として引き継ぎ、代表に就任いたしました。
どんな仕事をしている会社ですか？: 結婚式の動画/写真撮影を事業の主軸に、企業の採用動画や、観光PR動画なども手掛けております。また、秋シーズンには、提携神社の専属カメラマンとして、七五三撮影も担当しております。
成功談を聞かせてください！: 前の会社より事業を引き継ぐ際、それまでにお取引をしていた企業様１社１社に、新会社として再出発をする旨、ご挨拶に伺いました。
正直、なんの実績もない新会社になるため、継続してのお取引は断られることも覚悟しておりましが、結果として、すべてのお取引先様より継続してお仕事をいただけることになりました。
現在も弊社とお取引を続けてくださっている企業様には、大変感謝しております。
失敗談を聞かせてください！: 前の会社から、現在の会社の立ち上げまでを一緒に携わってくれたメンバーの一人と、2024年の夏、別々の道を歩むことになりました。
お互いの仕事に対する想いの方向性を尊重しての決断ではありましたが、私の器では支えきれなかったことを痛感する出来事でした。
現在は、会社を組織として強くするため、積極的に経営者の勉強会に参加して、学びを深めております。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします！: 会社経営は、山あり谷あり、平坦な道はありません。
お金の問題、仕事の問題、人の問題、そして自身の健康の問題など、いろいろと発生します。

正直、会社経営をしていると、嬉しいことよりも辛いことの方が多いのではないかと考えてしまうことも多々ありますが、起業しなければ得られなかった経験、社長という立場でこそ見える景色があることも知りました。

もし、現在起業を考えていて、お話をしたい方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡いただければと思います。バタバタの起業劇のお話は少しはできるかと思っております。
ご連絡、お待ちしております。