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起業家インタビューテーマ:起業家の成功談・失敗談インタビュー
AIリモートワーカー 佐々木優希 の起業家インタビュー
2026年09月14日
社長になったきっかけは?
きっかけは、3つの立場で同じ壁に当たったことです。最初はスタートアップの営業として、次はSFA・CRMを大手企業に導入する側として、最後は上場企業で営業統括とAI責任者を兼ねる側として働きました。どの立場でも「良い道具を置くだけでは、現場は使わない」という壁にぶつかりました。営業の現場を知っている人がAIの実装まで手を動かす仕事は、当時ほとんど見当たりませんでした。お客様から「営業を分かっているAI推進者はほぼいない」と言われたとき、これは自分がやるべきだと思い、2025年7月に独立しました。
どんな仕事をしている会社ですか?
中小企業の営業・マーケティングの実務をAIに置き換える支援をしています。商談前の企業リサーチ、議事録とCRM入力、提案書の下書き、リードへの対応メールといった毎日の仕事を、助言で終わらせずに実際に動く形まで実装します。毎週の定例で伴走する月額定額制と、成果を確認してから支払う成果報酬制があり、料金はすべて公開しています。自社の業務でも同じことをしていて、19業務にかかっていた月14時間55分が54分になりました。ほかに、検索とAI検索の両方で引用される記事の制作代行と、営業組織向けのAI研修も行っています。
成功談を聞かせてください!
上場企業でAI責任者を務めていたときの取り組みです。営業チームの受注率が8%で、いちばん多い失注は「担当者は納得したのに、上司を説得できない」というものでした。そこで商談の内容から、決裁者向けの提案資料と短い解説動画、その会社専用のページを自動で作る仕組みを組みました。担当者はページを共有するだけで済み、決裁者は隙間時間で確認できます。この仕組みでチームの受注率は8%から45%になりました。速くすることより、決裁者が見きれる状態を作ることに時間を使ったのが効いたと思っています。独立後も同じ考えで、病院向けの医療DX企業では商談録画から勝ちパターンを型にして受注率を約10%から約20%にできました。
失敗談を聞かせてください!
二つあります。一つ目はスタートアップで営業をしていた頃です。入社して数ヶ月は、困っているお客様に「使ってみてください」と言うだけで受注できていました。ところがそういうお客様を取り尽くしたあと、まったく売れなくなりました。自分の件数のための営業になっていて、お客様の課題を聞いていなかったのです。長く売れ続けている人は全員、お客様の側に立って考えていました。そこから、深く聞いて根本の課題に応える営業に変えました。二つ目はSFAを導入する側だった頃です。営業管理職のご要望どおりに設計して納品したのに、現場は入力せず、受注率も動きませんでした。使いにくいのではなく、入力する本人の得になっていなかったからです。今の仕事で「言われたとおりには作らない」と決めているのは、この二つの失敗からです。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします!
偉そうなことは言えませんが、自分が助けられたのは「弱点を先に言う」ことでした。できないこと、向いていないお客様、失敗した話を先に出すと、その場では損をしたように見えます。でも、契約してから「思っていたのと違う」となるのが、お互いにいちばん損です。もう一つは、体感ではなく数字で見ることです。何時間減ったか、受注率が何%から何%になったかを、導入前から測っておく。売上のように切り分けられない数字ではなく、自分の打ち手で動く数字を一つ決めて追いかけると、うまくいかないときにも直す場所が分かります。小さく試して、測って、良ければ広げる。この繰り返しで十分だと思っています。
https://www.ai-remote-worker.com

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