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社長インタビューテーマ:社長の新しい取り組み・挑戦インタビュー
株式会社meguri 杉山貴洸 の社長インタビュー
2026年10月09日
どんな仕事をしている会社ですか?
株式会社meguriは、2026年3月に設立した会社です。日本の産地でつくられたものを、海外のお店に届けています。いま扱っているのは抹茶で、「Konnichiwa Matcha」というブランドで海外のカフェや卸の方に販売しています。

宇治・八女・静岡・鹿児島・宮崎の抹茶に加えて、ほうじ茶や玄米茶も扱い、1kgから注文できます。いまのお客様はシンガポールとタイのカフェで、主に抹茶ラテに使われています。仕入れる抹茶は、茶畑と工場に足を運び、育て方と挽き方を確かめてから選んでいます。

また、産地を訪ねて茶農家や茶商の方に話を聞く「日本抹茶産地Web新聞」も運営しています。つくり手の考え方を、海外でお茶を使うお店に届けるためのメディアです。
現在の日本の経済状況(物価高や人手不足、海外情勢や金利上昇等)の影響を教えて下さい。
いちばん大きいのは、海外での抹茶の需要の高まりです。農林水産省の統計では、2025年の緑茶の輸出額は720.9億円で、前年のほぼ2倍になりました。その8割強を、抹茶を含む粉末状の茶が占めています。

一方で、2026年はタイやシンガポール向けの輸出量が前年より減っています。輸出先の関税や、他の国でつくられたお茶との競争によって、状況は変わりやすいです。また、抹茶の原料になる碾茶は、苗を植えてから収穫までに年数がかかり、すぐには増やせません。

ブームに乗って売るだけでは続かないため、お店ごとに合う抹茶を選び、長く使っていただける形を目指しています。
現在の日本の経済状況(物価高や人手不足、海外情勢や金利上昇等)での新しい取り組みや挑戦を教えて下さい!
お店のラテに合わせて、抹茶の配合を調整する取り組みです。同じ抹茶でも、使うミルクや甘さによって、色や味の出方が変わります。そこで、お店の方にラテの作り方を伺い、色や粒の細かさを数値で測りながら合組(複数の茶葉を組み合わせること)を決めています。決めた配合は記録し、次の注文でも同じ味で届けます。

小さなお店でも始めやすいように、1kgから注文でき、サンプルも3種類まで試せるようにしました。シンガポールやバンコクのお店には伺い、実際のラテで一緒に味見をしています。現地でよく売られている抹茶ではなく、そのお店のために選んだ抹茶を届けることが、私たちの挑戦です。
現在の日本の経済状況(物価高や人手不足、海外情勢や金利上昇等)で今後の事業発展に何が一番重要だと思いますか?
産地とお店の両方に通い続けることです。産地では畑と工場を訪ねて、つくり手の考え方とその年の出来を確かめます。海外のお店にも通い、メニューや使う量、価格の考え方を伺います。両方を知っている立場だからこそ、そのお店に合うものを選んで届けられます。

社名のmeguriには、「巡り合わせ」の意味を込めています。人は自分の力だけで生きているわけではなく、どんな土地に生まれ、誰と出会うかで大きく変わります。自分たちの力を過信せず、いい流れが生まれている場所に身を置き、ひとつずつ縁を結んでいく。その積み重ねが、事業の土台になります。
これから起業する人に向けてメッセージをお願いします!
私は15年間サッカーを続け、スペインにも留学しました。その後、UPSIDERで、クレディセゾンと共同で始めた「支払い.com」の立ち上げに1人目の事業担当として加わり、顧客対応から提携、マーケティングまでを担当しました。

どちらの経験でも感じたのは、人は環境と出会いで大きく変わるということです。自分の力だけで何とかしようとするより、いい流れが生まれている場所に身を置き、そこで出会った人から学ぶ方が、ずっと遠くまで行けます。起業も同じです。まず現場に足を運び、会いたい人に会いに行ってください。そこで受け取ったものを、次の誰かへ渡していけば十分です。
https://meguri-group.co.jp/ja/

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